勝手にふるえてろ


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念願の。私の住むところでは今日から公開で。
ようやっと観られました〜


実は今まで、原作を先に読んだ上で映画を観るということがほとんどなくて。
あったとしてもデスノートくらいかな?
自分の頭の中で勝手にキャスティングしてしまいがちなので...
まさに勝手にふるえてろって感じですが(笑)

今回は原作が大好きすぎるのと、
松岡茉優ちゃんがまさにヨシカだったので絶対観たかった。

原作に忠実なところもあり、
エンターテインメントとして改変されているところももちろんあって。
でもそれがマッチしていて、とても楽しかったです。


イチとのやり取りでうわ〜って胸をえぐられたり、
暑苦しいくらいまっすぐなニの言動にクスッときたり。
悪気のない親友の優しさに傷付いたり。

映画の初めからずっと現実と妄想の境界線が曖昧だったんですが、
そこからヨシカが目覚めていくような描写がとても印象的でした。孤独を思い知る感じ。

ただ隣人の女性だけはいつもリアル、というかそのままだったのもよかった。
普通の人ならドン引きしそうな展開なのに、
ニがそのまままっすぐヨシカのことを想い続けているのもよかった。

ずっと一途にイチのことを好きでいたからこそ、
ヨシカはニに愛されたんじゃないかなあと思うんですよね。
情けは人の為ならず、じゃないんだけど...
自分の行動って結果として回り回ってくるのかもしれないと、
そんなことを思いました。
いい映画でした。